Heart Of Steel

買ったアルバムの感想を語る場

CHURCHOFMISERY

「メタルファンは、死ぬまでメタルファンなんだ。パーマネントに『あ~○○年の夏はSLAYERをよく聴いたよな~』みたいな聴き方をする奴は一人もいないよ」byロブ・ゾンビ

【ライブレポ】ELECTRIC WIZARD / CHURCH OF MISERY@吉祥寺CLUB SEATA 2018.6.15

IMG_7630

ELECTRIC WIZARD
CHURCH OF MISERYという英日が世界に誇るドゥーム・メタルバンドの激突!!ということで、この美味しい組み合わせのライブは見事ソールドアウトという結果となった。私は一般発売日の夜に買ったが、それでも整理番号B300番台ということで、キャパ400強ある会場としては売れ行きのスピードが凄い!

日本では人気がないドゥーム・ストーナーメタルだが、好きな人は確実にいて、しかもソールドアウトという結果は嬉しいことである。組み合わせ的にも非常に美味しいことはもちろんではあるけど。
なお、気が付いたらしれっと、オープニングアクトにNOX VORAGOというバンドが追加されていた(笑)

ライブ当日はジメジメとした雨でこのカビ臭い雰囲気は両バンドにピッタリで、普段のメタルライブでもちょっと毛色の違うファンが多く感じる。ちょっと強面な人が多い感じだが(笑)みんな、メタルはスピードだけじゃない!ってことがよくわかっている人達であることに違いない!
IMG_7642


オープニングアクトはスウェーデンのNOX VORAGOというバンドで全員、GHOSTのNameless Ghoulsのようなマスクとフードを被ってのパフォーマンス。シンフォ・ブラック・メタル系?1曲だけ聴いてロビーで時間を潰したため、ライブ自体の出来はよくわからなかったが、最後はみんなマスクを外して素顔を披露していた・・・・ユルイ(笑)


さて!ここからが本編。
まずは日本が誇る世界基準バンド、CHURCH OF MISERY。ライブが始まる前に今年の欧州ツアーのTシャツをゲット。XLサイズ以上しか無かったが1,000円と叩き売り?だったので思わず購入(笑)

CHURCH OF MISERYを前回観たのは昨年のChaos Assaultだったが、その後は欧州ツアーも沢山こなしていたので、あの時よりもバンドのグルーヴははるかに強力!粘っこいベースラインとそれに呼応するドラミング、そして、非常に味わい深いギターが絡みあう音楽はヘヴィでイーヴルだが、聴いていて実に気持ち良い。音楽的には正統派BLACK SABBATH系統でもあるので、ブルージーな味わいがたっぷりなのだが、独特の空気感があるのはやっぱり実際のシリアルキラーを題材にしたその歌詞の世界観に寄るところが大きいのかもしれない。なお、ボーカルのTakano氏は欧州ツアーを経て、更に怪しいヒッピーのような風貌となっていた(笑)

ちなみに、会場の吉祥寺CLUB SEATAはステージが高くないから、前に突っ込まない限りはあまり見えなかった。Mikami氏のベースの位置はただでさえ、常人より遥かに下なので、何も見えない(笑)写真もマトモなものが撮れませんでした(^_^;)よって、この日はひたすら音楽を聴くことに没頭。ヘッドライナーショウでは無いので、前回とセットリストはあまり変わっていないかな・・・?冒頭に書いた通り、現編成でたくさんのショウをこなしたせいか、音の説得力は前回見た時よりは遥かに違ったように思う。
ステージ上にはELECTRIC WIZARDの面々が楽しそうな表情でライブを見ていたのが印象的。

このあとは世界有数のヘヴィメタルフェス、Hellfestにも出演し、欧州ツアーパート2に入っているので、今回のライブは外タレの来日公演的な感じがしたけど、日本でももう少し大きな会場で見たいバンドだなぁ。。



CHURCH OF MISERY Setlist

01.El Padrino (Adolfo de Jesus Constanzo)
02.I, Motherfucker (Ted Bundy)
03.Born To Raise Hell (Richard Speck)
04.Brother Bishop (Gary Heidnik)
05.Killfornia (Ed Kemper)
06.Shotgun Boogie (James Oliver Huberty)

IMG_7645




セットチェンジを経て、いよいよELECTRIC WIZARD
CHURCH OF MISERYより遥かに爆音で、正にドゥームな音で観客を圧倒。CHURCH OF MISERYより音楽的でない音だが、ひたすらモノトーンに反復するリフ、邪教の司祭かのようなJus Obornのノッペリとしたボーカルは健康的にトリップできる魔力がそこにある。アピアランス的な面で言うと、紅一点のLiz Buckinghamのギターは非常に絵になるし、ベースは激しくヘドバンを続けてライブを盛り上げる。

ライブでは映像も使い、出てくる映像はELECTRIC WIZARDのアルバムブックレットを見たことがある人なら判ってくれる、実にインモラルな内容ばっかり(笑)あとはひたすら、金髪の裸のおねーちゃんが踊っている映像が流れるw私の隣にいた人は映像が流れる会場内モニターばっかり見ていたよ!ww

というように、想像していた以上に演出面でも凝っているところはあるんだな、と思ったが基本はそのヘヴィな音像。その心地よさ・・じゃなくて、身体にビリビリくる音を浴びていると、なんだか不思議な気分になる。これがトリップ効果!?あたりを見回すと、目を瞑りながら、小刻みな身体を揺らしている人が多かったので、きっとトリップ中・・・じゃなくて寝ている人が多かったかも(爆)
私も途中でこれはどの曲なのか?わからなくなる時も多数ww

音楽的にはモッシュの類は起きないと思っていたが、なんと、何回かモッシュも発生。きっと、目を覚ますために敢えてモッシュしていたに違いない!(笑)

初のELECTRIC WIZARDのライブはちょっとした新鮮な体験だった。ドゥームは好きなメタルのジャンルだが、ELECTRIC WIZARDまで行くと少しやり過ぎ感があったが、ライブならではのアルバムよりノリの良さがあったので、アルバムでは味わえない良さも認識。こちらも、もうちょっとメンバーがよく見えるステージだと良かったかなぁ。。メンバーがあまり見えないので、気が付いたらモニターに映るおねーちゃんばっかり見ていたのはご愛嬌ですw



ELECTRIC WIZARD Setlist

01.Witchcult Today
02.Black Mass
03.Return Trip
04.See You In Hell
05.Incense For The Damned
06.Satanic Rites Of Drugula
07.Dopethrone
08.The Chosen Few
09.Funeralopolis


 IMG_7664

【ライブレポ】CHAOS ASSAULT VOL.1@GARRET Udagawa 2017.9.23


IMG_4840
ワードレコーズ主催のメタルライブイベント、CHAOS ASSAULT VOL.1。国内を中心とした非常に濃いバンドが集まり、そこにドイツの二人組MANTARが参加したこの催しの場所は渋谷にあるGARRET Udagawa。二日間の開催で初日はBORISMANTARSIGH。二日目はMANTARCHURCH OF MISERYSIGHDOOMという組み合わせ。

私はCHURCH OF MISERYのライブは今まで体験したことが無かったので、ここはもちろん、二日目に参戦!CHURCH OF MISERYはまさに世界基準というべきバンドでもあるし、ドゥームというジャンルの中では最も音楽的に豊かなバンドだと思うほど好物なのに今までライブを観る機会が無かった。バンド自体もリーダーの三上さん以外が脱退してしまい、中々後任メンバーが決まらなかったが、やっと決まり、今年の10月以降は欧州ツアーへ。その前に日本でのライブは年内これだけ!(のちに年末近くに単独公演が発表されましたが)ということで、新生CHURCH OF MISERYはどんな感じになるのか!?含めて楽しみにしていた。

ライブ前にはCHURCH OF MISERYの物販を物色。新作に伴う物は無かったけど、過去のTシャツやCDが格安だったので、思わずTシャツとなぜか持っていなかった2ndアルバム"The Second Coming"のリマスター盤を購入。値段の安さもあって、CHURCH OF MISERYの分だけ物販は売り切れていたかな・・?

トップバッターはDOOMDOOMは初めて観るバンドで、予習もしようと思ったができず、彼らの音楽はほぼ初めて聴くことに。最初は後方で様子見だったが、GARRETの段差のところで人が詰まっているらしく後ろは息苦しいので前に移動。前は結構スペースができていて快適。
DOOMは・・・・ほんと、音が格好良かった!
ヒネリがあるけど、思わずエアギターしたくなるカッコイイリフがこれでもか!と連発され、スリーピースバンドの特性を活かした音の隙間と非常にタイトなアンサンブルは素晴らしかった。思わず前に行っちゃいますね、こりゃ。ちゃんと予習してくればよかった、ゴメンナサイ!
IMG_2780


2番手はSIGHSIGHALCESTEMPERORの前座で何度か観ているけど、今まで観た中で一番盛り上がっていたかも?というぐらい観客のリアクションがあって、ちょっとビックリ。Dr.Mikannibalもこれでもか!と煽りを入れて、ステージダイブしちゃうんじゃないかというぐらい前に出てくるし、バンドもついこの間、MAYHEMの前座も努めていたから、コンディション的には良い感じだったんじゃないでしょうか。
先程のDOOMと比べるとバンドのアンサンブルやら演奏面やらはやっぱり弱いんだけど(笑)、その緩さはSIGHの良いところでもあるから、とっ〜〜〜ても地味なリズム隊も含めてそれがSIGHの個性かな?w
基本は川嶋さんとDr.MikannibalがSIGHのエンタメ部分を担っているので、お約束的なパフォーマンスはキチンとやってくれたし、Dr.Mikannibalは本当に2児の母親というのが信じられないほど(EMPERORの前座の時はお腹がかなり出た妊娠後期状態でもパフォーマンスしちゃうぐらいの人だから・・・)、狂気なパフォーマンスでその時は自然と撮影大会になってしまう(笑)
ライブの内容と関係無いけど、個人的にDr.Mikannibalのお子さんが着ているSIGHのベビー服が欲しい!あれ、物販で売ってくれないかなぁ。喜んで買って娘に着せたいんだけど(笑)
IMG_2783


IMG_2785

IMG_2797

IMG_4845

写真は良いものが撮れなかったので、当日のライブの模様がアップされてこちらがわかりやすいです







さて、3番手は個人的大注目のCHURCH OF MISERY!先程のSIGHでも前方エリアには人が詰めかけてきたけど、CHURCH OF MISERYの時は更に人が多く詰めかけてきた!やっぱり気になっている人が多かったんだろうね。セッティング中にベースの三上さんが脇から煽ってくるわ、観客とビールで乾杯し始めるわ、とってもご機嫌な模様。やっぱりライブが再開できる喜びが自然と出てきちゃうんでしょうね。ドゥームバンドなのになんだか、ハッピーな気分になるし、こんなに煽りを入れてくるバンドとは聞いていないぞ(笑)

初めて観たCHURCH OF MISERYは本当にカッコよかった!日本が世界に誇るドゥームメタルバンドだけど、ドゥーム以前にロックとしてカッコよいんだよね。ライブも三上さんのストラップが異常に長いベースを弾く姿は独特だし、弾き出す音と髪を振り回しながら弾く姿はカッコイイ!さすがに一線級のプロは違う!ぶっとい音ながらも温かみがあって、ヘヴィなベースサウンドはこのバンドの根幹。

他のメンバーは全員新加入だけど、気合が入ったパフォーマンスで熱かった。特にドラムはグルーヴ感溢れるドラミングで三上さんとの相性もバッチリ(もしかして、ドラムって、EMPIREの人??ド)。注目の新ボーカリストのTAKANOさんは町中であったら絶対に避けたいと思う(笑)狂気なパフォーマンスでこちらも気合が入った感じ。やっぱりこのバンドはボーカルが日本人だと、このバンドならではのカビ臭さ(良い意味で!)が増すから、今後も期待できそうなラインナップのようですね!

ドゥームバンドで熱いって表現は似合わないけど(笑)、先程書いたように、このバンドはドゥーム以前にロックとしてカッコよい音を出すバンドなんで、ドゥームに偏見を持っている人は是非聴いてほしい。根は真っ当なBLACK SABBATH直系のバンドだし、単にヘヴィなだけでなく、音楽的表現がとっても豊かなバンドはそうそういないと思う。

この日のライブ自体は5曲のみで40分ほど?とてもとても、物足りない!
しかし、12月23日に隣の渋谷サイクロンで単独公演が発表!!!うおー、これは行きたい・・・!だが、スケジュールを確認したら、この日は子守しないといけない日なので、彼らの単独公演は2018年に期待かな。もう皆さん、脱退しないでくださいね(笑)

IMG_4843

IMG_4844



この日のCHURCH OF MISERYのライブの模様(フル収録)はYoutubeのバンド公式チャンネルで アップされているので、細かい云々は置いておいて観てください!
 


CHURCH OF MISERY Setlist

01.El Padrino (Adolfo Constanzo)
02.Make Them Die Slowley (John George Haigh)
03.I, Motherfukcer (Ted Bundy)
04.Candyman (Dean Corll)
05.Murderfreak Blues (Tommy Lynn Sells)



この日の最後はドイツからの二人組のMANTAR。ギター兼ボーカルとドラム兼ボーカルの二人だけという構成で、メタル版ROYAL BLOODWHITE STRIPESとか呼ばれているけど、メタルというよりもっとノイジーでパンクな音を出すバンド。アルバムだとメタル成分が多いように思えたが、ライブはもっとノイジー部分が多め!
ライブの立ち位置も独特で、ドラムはステージ前にセットされ、ギターとドラムはステージ横に向きながら演奏するという内容。ギター兼ボーカルのハンノはステージでジッとしている時はほとんど無いと言ってぐらい動き回り、エリンチのドラムの音はとってもデカく、ズシンと来る。

ただし、先程のCHURCH OF MISERYで私の集中力は切れてしまったので、MANTARは後方でマッタリ観てました(^O^;)ライブはノイジー成分が多めなこともあって、ちょっとライブは個人的に好みで無い音になっていたかなぁ。もう少し早い出番だったら、また見方が変わっていたかもしれないが。。


IMG_2859

終盤は自分はガス欠になってしまったけど、どのバンドも非常に濃い内容でよい組み合わせのライブだったと思う!個人的にSIGHDOOMも見れて楽しかったけど、なんといってもCHURCH OF MISERYのライブをやっと観れたことに尽きるわけで。これからの活動は順調に進んでほしいと切に願ってますよー!
ちなみに、このメタルライブイベント、VOL.1となっているけど、VOL.2はあるのだろうか・・・?

プロフィール

sekibow

熱苦しいハードロック、ヘヴィメタル、スラッシュメタル、ドゥーム・ストーナー系メタル、プログレ、そして70年代〜80年代のウエストコースト系ロックを愛するパフュメタラー。Sign of the Hammer Be My Guide

「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
  • ライブドアブログ