明日(日付的には本日ですが)は21年振りとなるTHE DOOBIE BROTHERSの日本武道館公演。この来日公演を機にワーナーからTHE DOOBIE BROTHERSのアルバムが日本独自企画のリマスター+SACD Hybrid盤(紙ジャケではなく、プラケ)として再発。なんだか、ワーナーはかなり気合入っていますね・・・。
彼らのアルバムは以前リリースされた紙ジャケで集めていたので、今回はパスするつもりだったけど、その中でなんと、今まで再発されていなかったライブアルバム"Farewell Tour"が入っているではないですかー!しかも2016年リマスターだし、これは買うしかないでしょ!ってことで購入。

マイケル・マクドナルドがリード・ヴォーカルとなり、1982年から開始されたラストツアー(その後再結成しますが)の模様を収めたアルバムだけど、2011年には同じくラストツアー を収めた"Live At The Greek Theatre 1982"がCDとDVDでリリースされている。
両アルバムの違いはなんだろう?と思ったけど、"Farwell Tour"はラストツアーの各公演からのテイクだが、"Live At The Greek Theatre 1982"はラストツアーの最終公演を収録したもの。収録曲も結構異なっている。
"Farewell Tour"のみの収録曲
"Live At The Greek Theatre 1982"のみの収録曲
これだけ同ツアーのライブアルバムなのに収録曲がこれだけ異なっているので、ファンとしては両方持っておいて損はないでしょう。
肝心の "Farewell Tour"は今回、初めて聞いたけど、観客の声が作為的に大きくなっているところは少々気になるが、こちらも解散前とは思えない熱いパフォーマンスが楽しめるライブアルバム。SACDらしいレンジの広さを持つ音質も良いけど、熱さという点では "Live At The Greek Theatre 1982"の方がもっとあったよう思えたかな。
このツアーで解散し、数年後にトム・ジョンストンも復帰しての再結成、その後はコンスタントな活動を続けているバンドなので、マイケル・マクドナルド時代のTHE DOOBIE BROTHERSとしては、長い歴史の中では結果的に短い期間 となったが、今では見ることができない時代のライブをこうして、追体験できるのは後追いファンとしては嬉しい限り。オリジナルメンバーで亡くなった方も多いので、正にあの時には戻れないという意味でも "Farewell Tour"というタイトルはピッタリだったのかなぁと思う。
個人的にはマイケル・マクドナルドが持ち込んだ洗練されたAOR風味と従来の土着的でハードドライヴィンな特徴が絶妙にミックスされているので、マイケル・マクドナルド時代もかなり好きなんですけどね。"What A Fool Believes"もライブだとテンポが少し上がり、スタジオアルバムには無かったパット・シモンズのギターソロがこの曲のドラマ性を高めているので、ライブバージョンを聴いてからはスタジオアルバム盤は物足りなく感じてしまう(笑)
彼らのアルバムは以前リリースされた紙ジャケで集めていたので、今回はパスするつもりだったけど、その中でなんと、今まで再発されていなかったライブアルバム"Farewell Tour"が入っているではないですかー!しかも2016年リマスターだし、これは買うしかないでしょ!ってことで購入。

マイケル・マクドナルドがリード・ヴォーカルとなり、1982年から開始されたラストツアー(その後再結成しますが)の模様を収めたアルバムだけど、2011年には同じくラストツアー を収めた"Live At The Greek Theatre 1982"がCDとDVDでリリースされている。
ザ・ドゥービー・ブラザーズ
ヤマハミュージックアンドビジュアルズ
2011-06-22
両アルバムの違いはなんだろう?と思ったけど、"Farwell Tour"はラストツアーの各公演からのテイクだが、"Live At The Greek Theatre 1982"はラストツアーの最終公演を収録したもの。収録曲も結構異なっている。
"Farewell Tour"のみの収録曲
- Can't Let It Get Away
- Echoes Of Love
- Southe City Midnight Lady
- Olana
- Don't Start Me Talkin'
"Live At The Greek Theatre 1982"のみの収録曲
- I Keep Forgettin'
- Out On The Streets
- Little Darling (I Need You)
- One Step Closer
- Dependin' On You
- Real Love
- No Stoppin' Us Now
これだけ同ツアーのライブアルバムなのに収録曲がこれだけ異なっているので、ファンとしては両方持っておいて損はないでしょう。
肝心の "Farewell Tour"は今回、初めて聞いたけど、観客の声が作為的に大きくなっているところは少々気になるが、こちらも解散前とは思えない熱いパフォーマンスが楽しめるライブアルバム。SACDらしいレンジの広さを持つ音質も良いけど、熱さという点では "Live At The Greek Theatre 1982"の方がもっとあったよう思えたかな。
このツアーで解散し、数年後にトム・ジョンストンも復帰しての再結成、その後はコンスタントな活動を続けているバンドなので、マイケル・マクドナルド時代のTHE DOOBIE BROTHERSとしては、長い歴史の中では結果的に短い期間 となったが、今では見ることができない時代のライブをこうして、追体験できるのは後追いファンとしては嬉しい限り。オリジナルメンバーで亡くなった方も多いので、正にあの時には戻れないという意味でも "Farewell Tour"というタイトルはピッタリだったのかなぁと思う。
個人的にはマイケル・マクドナルドが持ち込んだ洗練されたAOR風味と従来の土着的でハードドライヴィンな特徴が絶妙にミックスされているので、マイケル・マクドナルド時代もかなり好きなんですけどね。"What A Fool Believes"もライブだとテンポが少し上がり、スタジオアルバムには無かったパット・シモンズのギターソロがこの曲のドラマ性を高めているので、ライブバージョンを聴いてからはスタジオアルバム盤は物足りなく感じてしまう(笑)