Perfumeが新しいアルバム"Plasma"を引っさげての全国ツアーのさいたまスーパーアリーナ公演初日に行ってきた。
こうしたニューアルバムに伴うツアーは2018年のFuture Popツアー以来だから4年振り!?
2020年のP-Cubeリリースに伴うツアーは東京ドーム二日目が開始数時間前にコロナの影響で急遽中止になったり(その日は行く予定で、会場にそろそろ行くか・・と思ったら中止の報を聞いた)、昨年のpolygon wave公演はコロナ渦の中を逆利用して、アリーナを全てステージに変えてしまった例外的なショウだったですからね。
今回は娘と一緒に観ることに。もちろん、娘は初のPerfumeライブ。最近はちょっとPerfumeへの興味が薄れつつつあるような気もするが、小さい頃から何度もPVを観ていたからDNAレベルで彼女達の音楽は染み付いているはず!(笑)
今回は物販は買わなかったけど、Perfume Closetのブースはフォトブースっぽい感じになっていましたね。オンラインで購入できるし、チケット持っている人でないと物販ブースには入れなかったようなので、早めに会場に行った時は人も少ない感じだった。
しかし、開場したら多くの人が集まり、娘もテンションが上がってきた!?(笑)
今回は全て電子チケットでチケットの提示はスマホの画面から。6歳の娘は当然スマホは持っていないので、その場合はどうしたらいいのかHP等では特に明記がなく、会場スタッフに聞いてね、ぐらいしか表記がなかったが、入場列のスマホを持っていない人向けのレーンが用意されていた。そこで自身の電子チケットの提示や名前・電話番号・身分証明書を提示して、照合してもらい、無事に親子で入場。このレーンにわざわざスタッフが3人ほど常駐しており、手厚いですなー。照合を待っている間に娘に話かけてくれたスタッフのおねえさんの心遣いが嬉しかった。
座席はアリーナ席だったが、なんと!ステージがすぐそこにある良席!!!!!
今回はラウンドステージで、中央のステージから花道がいくつか出ている構成なのかな?
初めてのPerfumeライブでこんな席とは娘には贅沢過ぎるw
ステージに近い分、スピーカーも近いということなので、娘のことを考えると音量の大きさがちょっと心配だったりも・・・。
さいたまスーパーアリーナのスタジアムモードではなく、LOUD PARKぐらいの広さの設定かな?Perfumeがここでライブを行ったのはJPNツアーの時まで遡ることになるらしいが、その時はスタジアムモードでこんなにこの会場は大きくなるのね!とびっくりしたが、今回はそこまでのキャパは見込んでいない模様。
さて、ライブは新譜"Plasma"を中心とした構成となっており、3人は中央のステージの天井から登場するという演出で登場。実質1曲目の"Flow"は浮遊感あるミッドテンポな曲でまずはゆったりとスタート。
そして、polygon waveライブでキーとなる曲だった"ポリゴンウェイヴ"が早くも登場。更に畳み掛けるように"再生"で場内はヒートアップ。娘はここまで座席の上に立って観ていたが、ここで早くも抱っこを要求。やはり音のデカさ(防音ヘッドホンはしている状態でも)と非常に凝ったライティングは小さな子にとっては情報過多だったのか・・・。ここから娘を抱っこしながら、自分も身体を曲に合わせて揺らして観るというハードモードに。もちろん、合間合間で椅子の上で立ってもらっていたが、ライブの細かいところはあまり覚えていない(笑)
娘はライブを楽しんでいてくれているかな?音の大きさで耳が痛くないかな?とか、そっちに意識を集中してしまっていた感があったけど、それでも印象的なシーンだと思ったところいくつもある。
まずは久しぶりにライブでやった"ナチュラルに恋して"。今でいうシティポップ的なタイプの曲で大好きだし、ステージ構成が初めて東京ドームでライブを行った時と似ているので、その時にもやっていたことを思い出してくれて、更に懐かしい気持ちにも。この曲の踊りは可愛いし、スタイリッシュでやっぱりいいよな〜。東京ドームの時ははるか遠くで観る感じだったが、今回は花道で間近で観ることができたので感無量でした!(笑)
そして新譜からの"Spinning World"
ステージ中央でを取り囲むスクリーンの演出も使いながら、非常に凝った演出ながらも、更に洗練されて大人な色合いを増した楽曲はライブだと更に魅力的。これは他のPlasmaからの楽曲全てに言えることだと思うので、やはりPerfumeはライブで楽曲が最終的に完成するんだな!って、改めて思った。
長いMCの時は娘もさすがに集中力が切れてしまう時だったので、細かいところは覚えていないのだが、最初のMCのときにあ〜ちゃんが客入りが3割しか入らず声出しOKとなった宮城公演の話をしていたのが印象的だった。ライブでの声出しについて思うところが結構あったらしく、海外のアーティストだと日本で声出しが実質OKなのに、邦楽アーティストだと声出しNGという矛盾した状況について少しぼかしながら話をしていた。そして、大事なのには観る人の意識を変えないといけない!と言っていて、これは本当にその通りだなーと思った。
個人的には飲食店ではマスクを外しておしゃべりしている光景が戻ってきているのに、ライブだとそれがNG、何が違うんだろうね?と思うから、エンターテイメントだけを痛めつける世の中は変わってほしいところ。
ちなみにこの公演の1週間後に同じ会場でGUNS N' ROSESのライブを観たけど、声出しは実質容認されていたので、何の違いがあるんだろうか?(笑)それこそ観る側の意識の問題だよね。
ライブについて話を戻すと、終盤でグッと来たのは"Puppy love"!これも久しぶりのような気がする。
例の上下上上、下上下下は声は出せなくても振りは一緒にできるので、楽しかったけど、抱っこをせがむ娘にはさすがに一緒にこの振りをやろう!と説得した(笑)
そして、ライブの実質の締めは新譜からの"さよならプラスティックワールド"。
NHKのみんなのうたで流れていた曲で、アルバムでも最後を締める曲だけど、ライブでも最後を締めるのが最も映える曲だと思う。
そのエヴァーグリーンでどこかチルアウト的な雰囲気を持つこの曲はアルバムの中で特に輝きを発している曲なので、今後の定番になったらいいなー。娘的にはみんなのうたで馴染みが特にあるので、最後に集中力を再び高めてくれる曲があってよかった(笑)
ライブ全体としては新たな演出も入れつつも、ステージ演出に頼らない曲と踊りと観客とのコミニュケーションを基本としたPerfumeの原点的にものに少しより戻した感があった。コロナ渦がなければコミュニケーションの部分でもっと何かあったかもしれないが、現状の中では精一杯できることやったのではないだろうか。あ〜ちゃん、のっち、かしゆかの3人は年齢を重ねるごとに更に美しくなり、間近で観れたので大満足です!(笑)
さて、娘曰く、ライブはとっても楽しかった!と。ただ、音が大きくて眩しかったと表現していたので、やっぱりまだ6歳の娘には情報過多な感じだったので、ちょっと時期尚早だったかもしれない^^;
でも、後々、「私はあの時のPerfumeライブに行ったんだよ〜」と自慢できると思ってくれたら、これ以上嬉しいことは無い(笑)
親のエゴだけで言えば、娘が生まれてPerfumeがまだ活動を続けてくれていたら、一緒にライブに行きたいというのはちょっとした夢でもあったので、それを叶えることができた。これも3人が常に安定した活動を続けてくれたことに感謝。安定した活動を続けるのは非常に大変なことだと思うので、そういう意味でもチームPerfumeは凄い!
でも、次はファミリー席用意してください・・・・・!!!21kgもある子を抱っこしてのライブは辛いですww
Setlist
1.Plasma
2.Flow
3.ポリゴンウェイヴ(Original-Mix)
4.再生
5.Driven' The Rain
6.ハテナビト
7.ナチュラルに恋して
8.Time Warp (v1.1)
9.∞ループ
10.Spinning World
11.アンドロイド&
12.マワルカガミ
13.Party Maker
14.ポリリズム
15.Puppy love
16.STAR TRAIN(Album-Mix)
17.さよならプラスティックワールド
18.Plasma