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前回の続きで、ANATHEMAの初来日公演レポを以前mixiで書いていたけど、ANATHEMAの無期限活動停止の報を受けて、その時を様子をこのブログに再掲。少し手直しアップします。



ROCK OF CHAOS VOL.2のANATHEMASOLSTAFIRライブ二日目も行ってきました。 

初日とほぼ同じ席だったので(横に一つずれただけだ!w)、初日分とほぼ似たような写真になりますがご了承を(笑) 

SOLSTAFIRライブはこの日も指定席の9割は着席したまんまw しかし、初日はうちら夫婦二人だけ立っていたが、この日は後ろに何人か立っていたので心強かったwwセトリ的には初日から半分曲を入れ替える内容!(40分のステージなんで4~5曲での話ですが)そして、初日より音響が良い感じ。彼らの曲って、確かにノリがあるわけでなく、雰囲気系にメタルのエッセンスとして激しくなるパートもあるが、ライブだとグルーヴ感が増して、想像以上にノれるというか、五感で楽しもうとするとピッタリかなと思う。音響の良さもあって、その辺は初日以上に楽しめた。 
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とにかく、二日目はなんといっても初日に続いてフロアに降りてきたことでしょう。初日は2回もフロアに降りてきたがこの日は1回のみ。しかし、客とハグする、投げキッスする、更に空いている席に座って隣の客に肩をかけて歌う!歌謡ショーかよ!!wwというぐらい初日以上にフリーダムな振る舞いっぷりは二日目が上回っていた(笑)ライブ終了後は初日に無かったスタンディングオーベーションもあったので、彼らの認知度も向上したのではないでしょうか。 
今回は指定席という彼らにとっては異質なシチュエーションだったと思うので、その辺はかわいそうなところだったと思うが、観客には確かなインパクトを与えたと思うので、次回はみんな、立ってみようぜ!wwステージアクションとか結構激しいのに、そのすぐ目の前のお客さんみんな座っているのはやっぱり奇妙な光景だよなー。。。

SOLSTAFIR Setlist 
01.Dagmál 
02.Lágnætti 
03.Ótta 
04.Fjara 
05.Goddess Of The Ages


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そして、ANATHEMAの二日目!
さすたに同じ会場で二日目となるとメンバーの服装も変わっており、リー・ダグラスはこっちの服装がグッとくるな〜。
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その反面、ダニー・カヴァナは昨日と同じNIRVANA Tシャツ!?(笑)同じものを複数着持っているのか洗濯したのか、それとも・・・・(笑)
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やはり序盤に"Untouchable, Part1"のコーラス部分大合唱を場内全員でやると一気に一体感が生まれる!ライブを体験して初めて判る、これも彼らのライブのハイライトの一つ!!

※あえて2019年のライブ映像を貼ります

続いてリーの歌唱が光る"Untochable,Part2"が終わって、このキラーな流れが終わると"Thin Air"が来ると思いきや、"The Lost Song"シリーズへと流れていくので、やはりこの日はセトリ変更があると確信。 

そして、初日やらなかった新譜からの"Ariel"がきたー!!!生まれてきた子供のために書いた曲とダニーが紹介していたが、そういう曲だったとは驚き。美して力強いバラードチックな曲にウットリ。しかし、最後にダニーがキーボードで締めようとしたら、思いっきりミスってせっかくの雰囲気が台無しに(爆)ダニーも両手を上げて「オレはやったぜ!」アピールして誤魔化すもなんかカワイイぞw こういう人間臭さ満載なステージもANATHEMAライブの良さかな?(笑) 

そして、ここから初日とガラっとセトリを変えてきたのはビックリ!!曲変えるといっても1~2曲程度だと思ったら、"Ariel"含めて4曲はこの日だけ!"Ligtning Song"でうおー!となり、"The Storm Before The Calm"でおお、これも演るんだ!驚きが走り、そして極めつけが"Deep"!!!!まさかこの曲が聴けるとわ~~。

「オールドスクールな曲をやるぜ!」
「(観客から)Sleepless!」
コールに苦笑するメンバー。
「もうライブでは、やっていないけど特別に日本のために」
というやりとりで始まった"Deep"は正にこの日のハイライト!!



アンコールの3曲はこのツアーでの定番の模様で、この日も特に変更なし。"A Natural Disaster"では初日と同様に場内を暗くし、観客のスマホの灯りで照らす美しい光景の中、これまたリーの美し過ぎる歌声に感動。この曲のエンディングは"Universal"といったライブ映像作品とは違って、リーのボーカルの徐々にエフェクトを加えながら最後の最後まで余韻が響くかのようなアレンジとなっていたけど、個人的にはいつまでも彼女を歌声を聴いていたいという想いからもこのアレンジの方が更に美しいと思っている。どうやら今回のツアーからそんなアレンジにしている模様。 



ラストの"Fragile Dreams"はジャンプジャンプの大盛り上がり。こんなにフィジカルに訴えかけて楽しいライブになるとは本当に予想外。ライブ後は同じリバプールのバンドということでTHE BEATLES"Twist And Shout"で観客とバンドが曲に合わせながら大合唱ししてフル・サークルを迎えるという雰囲気でライブが終了。ここ最近のセトリは事前に調べていたらあまり曲の入替えはしていなかったけど、日本公演は変えてきましたね~。これは日本初来日だから、その辺も考慮してやってくれたと信じている。 

ヴィンセント・カヴァナーも「日本は初めて行く国だったので何を期待すればいいのかわからなかったけど、今はオレのハートは溶けそうだよ」という嬉しい発言もあったし、メンバー全員、ファンの熱烈な歓迎に感激していた模様。また新しいアルバムがリリースされたら、ツアーでまたきっと来るでしょう~。

二日間通してANATHEMAのライブは想像以上に観客参加型でどっしりと椅子に座って見るようなライブじゃなくて、感情が赴くままに叫び、歌い、ジャンプして汗を書くというロックとしてはごくごく当たり前のことをするバンドだったんだなと。
日本だと今までライブに触れる機会が無かったからプログレバンドの一つ的な扱いを受けていたし、前座のSOLSTAFIRから指定席の観客からはそんな雰囲気も感じたけど、ふたを開けてみたら、フィジカルに訴えるバンドだったという。そこにあの美しくも力強いサウンドが入って、あの独特の情熱的で、曲の中で聴かせどころや展開でドラマを作ってそこに観客が参加するというライブ。またあの雰囲気の中に入っていきたいなぁ・・・。今年観たライブの中でも特にピカ一だったし、本当に記憶に残る来日公演!!次回来日も期待したい。 



ANATHEMA Setlist 
01. Anathema 
02. Untouchable, Part1 
03. Untouchable, Part2 
04. The Lost Song, Part1 
05. The Lost Song, Part2 
06. The Lost Song, Part3 
07. Ariel 
08. Lightning Song 
09. The Storm Before The Calm 
10. Deep 
11. The Beginning And The End 
12. Universal 
13. Closer 
〜Encore〜14. Firelight~Distant Satellites 
15. A Natural Disaster 
16. Fragile Dreams 

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というわけで、2015年の初来日公演二日分の様子を再掲しました。今まで見たライブの中でも思い出深い公演ベスト10には必ず入れる内容だった。
これが最初で最後の来日公演でないことを祈る・・・・!いつの日かまたANATHEMAと会える日が来るまで・・・・!!!