IMG_5107

2019年のラストライブはMR.JIMMYでした!MR.JIMMYことジミー桜井さんは今や世界を代表する日本人ギタリストと言っても過言ではないでしょう。アメリカに渡米してから、アメリカを代表するLED ZEPPELINトリビュートバンドLED ZEPAGAINでアメリカでの知名度を上げ、それから、ジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナムのバンドに加入して、ピーター・フランプトンや、WHITESNAKEFOREIGNERとのツアーにも参加。日本人ギタリストでLAのフォーラムや、NYのマジソンスクエアガーデンに立った人は本当に数える人しかいないと思うが、彼はその内の一人!!アメリカの超有名な会場で、"Stairway To Heaven"を弾いて大喝采を浴びたって、このことはとっても凄くないですか!!??これはもっと日本の中で知れ渡っていいと思うなぁ。。。



その辺の凄さはここのブログがわかりやすく書いてありますので、ぜひ見てください。



今回は英国郊外で開催された1979年の野外フェス、ネブワースフェスのLED ZEPPELIN公演の再現。
ジミー桜井さんのことだから、単なる再現にはならないとは思っていたけど、想像以上の内容で、この人の尋常ではない拘りを感じた次第でしたよ・・・・。

場所はもはやジミー桜井さんのホームグラウンドともいうべきEX THEATER六本木。今回の公演に関しては各座席に↓こんなものが配られていたので、私があーだこーだいうより読んだ方がこの公演に対する意気込みと拘りっぷりがジミー桜井さんの言葉でとっても分かりやすく書いてある。画像をクリックして拡大を推奨。
IMG_5126

IMG_5127


そして、ライブが始まる前はスターレス高嶋こと、俳優の高嶋政宏さんによる前説が行われて、つい喋り過ぎて持ち時間を若干オーバー?(笑)基本的には↑のジミー桜井さんの解説を補足する内容だが、照明も当時ものを使用することを解説してくれて、古い照明だから、今と違って、照明から放出される熱が段違いな模様で、とにかくステージ上は暑い!と(笑)野外フェスの内容を再現だから、照明の位置もそれに準じたものになっているし、スタッフの手動による照明もセット!そして、ステージを覆う白いテントも再現・・・。もうこの時点で凄いっす!楽器の再現までならわかるけど、ステージの環境まで再現するって、今まで聞いたことがない!トリビュートライブでなく、リヴァイバルライブと呼んでいるのはこういうわけか。アーティストがステージで演奏するまでに至るプロセス含めて当時の空気を今に蘇らせることは膨大な準備が必要だし、きっとコストも度外視なんじゃないだろうか。そこまでして、挑むところはまさに「アーティスト」だと思う。
IMG_5109

ジミー桜井さんのライブを観るのは今回が二度目。最初は2015年のLED ZEPAGAINの日本公演。あの時も相当な再現度だったと思うが、今回のMR.JIMMYライブはそれをはるかに凌駕する再現度だった!ジミー桜井さんの自伝を読むと、その違いがなぜ生まれるのかよくわかったけど、アメリカはトリビュートバンドのマーケットがキチンとあるけど、求められるのはトップ40という事情はなるほど・・・。
ジミー・ペイジとの初対面や、脱サラしての渡米の様子から今に至るまでの様子が書かれている辺りは時間を忘れるぐらい読んでしまう内容の本でしたよー。



今回のライブで気になっていたのはドラムのフランキー・バネリ。彼は今年の10月にステージ4の膵臓がんであることを公表していたので、そもそも来日ができるのか?それ以前にドラムが叩けるのか?非常に心配していたが、無事来日。LED ZEPPELINの再現となると3時間以上の長丁場になるから、そんな生半可な状態では来日しないと思うので、そこまで状態は悪くないのかも・・・といってもがんのステージ4はそんな生易しいものではないはず。。

しかし、1曲目の"The Song Remains The Same"でエンジンフルスロットル状態のドラミング!しかもそれが最後まで続く!ジョン・ボーナムと化しているそのドラミングは音響の良さも相まって非常にパワフルで音の抜けが良い。初めてフランキーのドラムを観たけど、こんなに凄いドラマーだったのですね・・。本当にがんのステージ4の人なのかな?と疑問に思う演奏だったが、ジョン・ボーナム風のカツラをすっぽりと被っているその姿はがんの治療の影響であのふさふさヘアーは無くなってしまったことを物語っているので、それを見るとがんと戦っている人がそこにいるとも実感。

当然LED ZEPPELINのライブを生で観たことはないし、ネブワース公演のDVDもそこまで何回も観たわけではないので、細かい再現度合いはわからないが、メンバーの熱量とアンサンブルの良さ、そして、ラウドながらも非常に温かみのあるサウンドは、単純に一つのショウとして非常に素晴らしい。大
ジョンジー大塚さんはベース、キーボードと大活躍。この時期のLED ZEPPELINはキーボードの比重も多いが、アナログシンセの音は今のシンセとはまた違う魅力があって、聴いていて心地よかった。ボーカルのオーガスト・ヤングは背の高さや佇まい、髪型?も含めてロバート・プラントそっくり!ボーカルも似ているがMCの声もロバート・プラントっぽい。楽器陣に負けないそのパワフルな歌唱力はアメリカにはまだまだ凄いシンガーがたくさんいることを実感。
そして、ジミー桜井さんのパフォーマンスはLED ZEPAGAINの時と比べて更にアクティブだったように思う。自分のバンドだからなのか、リミッターを解除したかのような熱演で、ジミー・ペイジ以上にジミー・ペイジのように思えたし、何度かジミー・ペイジと錯覚しそうになる瞬間がそこに!

個人的にネブワース79年の公演は"In Through The Out Door"のリリース直前ということもあって、ベスト・オブ・LED ZEPPELIN的なセットリストで彼らの歴史を1から10まで堪能できる内容だと思っている。ハイライトとなる瞬間はたくさんあるが、その内の一つである、"In The Evening"はギターソロ〜ドラムソロ(オリジナルではなかったドラムソロ!フランキーがライブ当日にドラムソロをやりたい!という要望があった模様。どんだけ凄いんだ、この人は・・・)からの続けての内容はゾクゾクした瞬間だったし、ライブだとこんなにもカッコよくなる曲と実感。中間部分のムーディーなパートもライブだと更に良し!その時の映像がオフィシャルから早くも公開されているので、もう観た方が色々早いですw


ネブワースのLED ZEPPELINの映像と比べると遜色ないですね・・・。特にジミー桜井さんの汗のかき方も言われてみればそっくりだ!(笑)



<追記>
その後、オフィシャルで"The Song Remains The Same""Celebration Day"の映像も公開されましたので貼っておきます!


それにしても、本編後半の"Achilles Last Stand"から"Stairway To Heaven"までの流れは圧巻だった・・・。こんなライブ観るとまた観たいなぁ・・という思いが強くなる。
本編終了後はスクリーンにフランキーへ愛が詰まったメッセージが表示され、3時間半に及ぶライブを叩き続けた偉大なドラマーにこの日一番の拍手と歓声が包まれた・・・。

IMG_5110

IMG_5113

IMG_5117


これでライブは終了かと思ったら、ジミー桜井さんがMCを取り、いかにこの日の公演にかけていたのかを熱弁!今回の公演をアメリカでもやりたい!と話していたので、そう遠くない未来でぜひ実現してアメリカのファンをKOしてほしい!!!
そして、EXシアターの支配人がみんなもう1曲聴きたいですよね〜?と声をかけて、なんと、最後の最後に"Immigrant Song"!単純に嬉しかったが、演奏中はアドレナリン放出させていたから、大丈夫そうに見えたフランキーはヘロヘロ気味のように見えたが、最後の最後に追加曲って、大丈夫なのか?と心配に^^;(支配人、鬼やなw)ジミー桜井さんもこの曲かアンコール曲の途中で盛大に転んでいたけど、どうやら、アルコールを注入していたようで、これはこの時のジミー・ペイジはドラッグでヘロヘロ状態だったらしいので、それも再現すべく(さすがにドラッグには手を出しませんと言っていたw)アルコールを入れたのはいいが飲み過ぎたとMCで言っていたwこれはネタなのかマジなのかはわからないが・・・ジミー桜井さんならマジでやりそうかもしれない(笑)

それだけ、LED ZEPPELINのライブのリヴァイバルに全精力をつぎ込んだことに非常に感銘を受けましたわ〜。ジミー・ペイジを追い求めるには正気ではいられないということでしょうかwでも、ほんと、凄いギタリストなので、まだ観たことが無い人はぜひ一度は!日本でももっと大きな舞台で演ってほしいけど、アメリカでの活躍をますます願っております!
私はあの日、LED ZEPPELINライブを観た!と公言してもバチが当たらないと思ってます!!

Setlist

01.The Song Remains The Same
02.Celebration Day
03.Black Dog
04.Nobody's Fault But Mine
05.Over The Hills And Far Away
06.Misty Mountain Hop
07.Since I've Been Loving You
08.No Quarter
09.Hot Dog
10.The Rain Song
11.White Summer / Black Mountain Side
12.Kashmir
13.Trampled Under Foot
14.Sick Again
15.Achilles Last Stand
16.Guitar Solo
17.Drum Solo

18.In The Evening
19.Stairway To Heaven
〜1st Encore〜
20.Rock And Roll
〜2nd Encore〜
21.Whole Lotta Love
22.Communication Breakdown
〜3rd Encore〜
23.Immigrant Song

ライブ終演後はグッズ購入者限定でサイン会をやっていたので、私も参加。時計は23時を過ぎていたけど、ジミー桜井さんは一人ひとり丁寧に話しかけて一緒に写真撮影に応じるなど、最後の最後まで対応してくれていた!The VoozeのCDを出したら結構ビックリしていた(笑)「シンガーの人が会場にいたんだよ!」と教えてくれたけど、その人の名前ぐらい言ってよー(笑)とその人の知り合いのワタシは心の中で思っていたのは内緒ですww
FullSizeRender

なお、私のちょうど一人前に長髪の人がいたけど、なんと、あの福山芳樹さんだったとは!(笑)関係者枠で会えそうな気もするが、完全にファンモードだったので、わからなかったw
ジミー桜井さんの凄さを物語るエピソード(!?)でしたw