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上原ひろみ
の10年振りとなるピアノソロ・アルバム"Spectrum"の初回購入特典にサイン入りポスターか都内でのスペシャルイベント参加のどちらかに応募できる券が付いているのだが、ダメ元でスペシャルイベントに応募したらなんと当選!
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前回の上原ひろみとエドマール・カスタネーダのアルバム発売に伴うスペシャルイベントに続いて2回連続で当選することに(笑)その時のレポはこちらに。

イベントの会場は銀座ヤマハホール。銀座のど真ん中に目立つ綺羅びやかな建物のヤマハ銀座ビルは丸ごとヤマハの 楽器販売からコンサートまで行える建物。
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初めて来たけど、外観含めて立派ですねー。ホールはビルの7階にあるのだが、1階から直通のエレベーターがあるのでそれを使うと楽チン。結構大きいエレベーターなのでそれほど待たずに乗れる。ホールのキャパは約300ということで、そこまで大きくないが天井の高さもあって、見るからに音響の良さそうなホールである。
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座席は予め決められており、当選メールと写真付き身分証明書をスタッフに提示して、チケットをもらうという流れ。チケットを見たら、え!!!???B列って、前から2列目じゃないかー!! 


というわけで、こんな至近距離で上原ひろみのピアノを聴けることに。
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定刻通りに上原ひろみが登場し、ユニバーサルミュージックの担当が司会役となり最初の10分間は軽いトークショー。新譜の"Spectrum"に関する話ではなく、アルバムに関するちょっとしたエピソードや今後のツアーの話といった内容。どうやら、応募者数は約1,700名ということで、当選確率は17〜20%辺りだった模様。
なお、このスペシャルイベントはアルバム発売から1週間以内に応募しないといけないため、「ここにいる皆さんは当選してしまったから来るしかなかった人達ですかね?」とか相変わらずの上原ひろみ節で場内爆笑。
ちなみに上原ひろみの衣装は新譜"Spectrum"のアルバムジャケと同じ衣装だった。髪型はアルバムとは違ったけど。

事前にイベント全体は1時間程度とアナウンスされていたけど、「今日は沢山ピアノを弾きたいので、トークショーは短く切り上げますね」、という有り難いお言葉が上原ひろみ本人からあり、約50分は新譜"Spectrum"からの曲が披露!

上原ひろみのライブは何度か行っているけが、ここまで至近距離で観るのは初めて。どれだけ良く見えるかというと、演奏中、彼女の腕の筋肉がピクピクしているところがよくわかる(笑)お馴染みの演奏中の唸り声も口を開けていなくても自然と発しているのがよくわかるし、イベントといえども手抜き一切なし!いつもどおりの渾身のパフォーマンスが見れてそれがさすがプロ!というかいつでもどこでもピアノが弾けるの楽しいんでしょうね。時折、客席の方を見つめながら演奏するところなど、ピアノオンリーのコンサートでもしっかりと観客とコミュニケーションを取る上原ひろみの姿勢はロックミュージシャンのようだ。観客は寝ている余裕はないぞ!(笑)

前回のピアノソロアルバム"Place To Be"は楽しさと優しさが特徴だったような気がするが、新譜"Spectrum"上原ひろみ The Trio Projectの時と変わらないアグレッシブさと繊密さがあるアルバムだと思う。その証拠(?)に私の隣にいた外国人のオジサンは曲のフレーズが決める度に拳を突き出してノリノリの様子だった(笑)確かに体が乗り出しくなる楽曲が多い気がするので、今回のピアノソロアルバムはピアノ一本でも今までのバンド編成と同じようなフィーリングを出すことを目指していたのかな?と思う。特にオープニングナンバーの"Kaleidoscope"やタイトル曲の"Spectrum"はその方向が顕著のような気がする曲だと思う。




そうそう、THE BEATLESのカバー、"Blackbird"も演奏してくれたのは嬉しかった!本編は5曲という内容だが、密度の濃さにこれだけでもお腹一杯。
イベントだけど、最後の曲が終わっても観客が求めるのはアンコール。上原ひろみもそれに応えてアンコール1曲演奏。最後はアルバムの最後を締める"Sepia Effect"だった。というわけで、予定時間を少々オーバーして終了。イベントでもこれだけの鬼気迫る感があるから、ライブ本番はもっと凄いんだろうなぁ。。
Setlist
1.Kaleidoscope
2.Whiteout
3.MR. C.C.
4.Blackbird
5.Spectrum
〜Encore〜
6.Sepia Effect




Spectrum (初回限定盤)(2SHM-CD)
上原ひろみ
Universal Music =music=
2019-09-18