Heart Of Steel

買ったアルバムの感想を語る場

2019年05月

「メタルファンは、死ぬまでメタルファンなんだ。パーマネントに『あ~○○年の夏はSLAYERをよく聴いたよな~』みたいな聴き方をする奴は一人もいないよ」byロブ・ゾンビ

【ライブレポ】EUROPE@クラブチッタ川崎 2019.4.28


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4年振りとなるEUROPEの来日公演、前回は2ndアルバム"Wings Of Tomorrow"完全再現だったが、今回はクラブチッタ三日間におよぶ公演で、日替わりでフィーチャーされるアルバムが異なるという内容。

・4月26日(金):"Wings Of Tomorrow""War Of Kings"をフィーチャー
・4月27日(土):"Europe""Start From The Dark"をフィーチャー
・4月28日(日):"Prisoners In Paradise""Last Look At Eden"をフィーチャー

私は最終日の日曜日の公演を選択。前回の公演を見ていることと、家庭の事情で1日のみしか行けないので、そうなると、"Prisoners In Paradise"からはたっぷりと聴きたいなぁ〜と。"Prisoners In Paradise"は再結成後のEUROPEのエッセンスが入っていると思っているし、かなり好きなアルバムでもあったし。
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毎回感じることだけど、EUROPEのライブは他のハードロックバンドのライブと違って少し客層が違うように思う。なんと言えばいいのか・・・普通の人の割合が多いような。あと、毎度お馴染みの台湾からの追っかけ女史隊は今回も健在のようです(笑)

今回は企画モノライブと言ってもバンドとしては去年リリースした新譜"Walk The Earth"をフィーチャーしたいため(バックドロップを見てもそれは一目瞭然)、1曲目は新譜のタイトル曲。新譜は彼らの音楽的原体験を更に掘り下げたような内容のため、70年代ハードロック、代表的なもので言えばDEEP PURPLE色が強い。再結成後の曲はどれもそうだが、ライブだとより映えるが、"Walk The Earth"は本当にライブだと雰囲気が出る!続く新譜からの"The Siege"も同様。アルバムだと地味に聴こえるが、ライブだと更に躍動感が違う。

新譜からの曲の反応も上々だったが、3曲目で早くも"Rock The Night"が出てきて、新この曲の盛り上がり度合いはやはり違う。ジョーイ・テンペストの相変わらず見事なマイクスタンド捌きとジッとしていることはないそのエネルギッシュな動きはフロントマンのお手本と言えるもの。だから、ジョン・レヴィンの地味な佇まいもちょうど良いんだ!(笑)
そろそろこの日のフィーチャーアルバムからの曲が出てくるかな、と思ったら"Prisoners In Paradise"からの"Seventh Sign"!この曲をライブで聴くのは初めてだ!!そして、続いてのタイトル曲の人気はやはり別格。スケール感のあるバラードナンバーはライブで聴くと更に感動的である。


"Out Of This World"からの"Sign Of The Times"はライブの定番曲で、次は今回のフィーチャーアルバム"Last Look At Eden"からの"Catch That Plane""New Love In Town""New Love In Town"EUROPEの中でも屈指のバラードソングだと思うのでまたライブで聴けて感激。


再び"Out Of This World"の中で唯一のスピーディーな"Ready Or Not"(こんなかっこいい曲があるのに、なぜBurrn!で?点をもらったのか不思議)から、なんと"Homeland”!!!この日のフィーチャーアルバムからどんな曲をやるのかな?と色々と予想していたけど、"Homeland"は予想外!!アコースティック主体のナンバーでこの日ではかなりレアな選曲と言えるのでは?

中盤の最後は新譜の最後を締める"Turn To Dust"で重厚な雰囲気で終わり、そこからイントロSEからEUROPE"Kashmir"というべき"Last Look At Eden"で後半戦スタート。もはや定番曲でもあるので、多くの観客もこのグルーヴに酔いしれているように思える。


ジョン・ノーラムの泣きのギターが詰まったインスト曲"Vasatan"からそのままギターソロがイントロで入る"Girl From Lebanon"の流れはお見事!

"Carrie"でもそうだったが、ジョン・ノーラムは古い曲はストラトに替えて弾いてくれるので、アルバムと同じフィーリングの音作りをしてくれるのが嬉しいところ。

"No Stone Unturned""Last Look At Eden"にも通じるスケール感あるナンバーで、こうしてライブで聴くと更に良いな〜。再結成後の曲は確かに以前とは異なるけど、良い曲は多い!そこは強く言いたいですな。
本編の最後は非常にパワフルな曲だが中盤の静かなパートのアクセントが最高な"The Beast"、そして日本でしか演奏されない?"Ninja"で締め!"Ninja"はイントロから大合唱だったような気がする、少なくとも私の周りでは!(笑)

アンコール後の曲は3公演とも固定だったようで、"Superstitious""Cherokee"、そして、泣く子も黙る"The Final Countdown"!盛り上がらないわけが無い曲の連発で、最後の"The Final Countdown"では多くの観客がジャンプしてこの曲で盛り上がる様はもはやこのバンドに無くてはならない光景。個人的には一緒に見た仲間と"We're heading for Venus♪"とジョーイが歌った後にクルッと振り向き顔を合わせて"Venus!"もお互いキメることができて大満足です(笑)

"Prisoners In Paradise"で特に聴きたかった"Break Free""Yesterday's News"はやってくれたら本当に言うこと無しだったけど、前者は可能性低いかな、と思っていたので、せめて"Yesterday's News"は〜〜〜と思ったがそこは次回に期待!


EUROPEも再結成後のアルバム"Start From The Dark"をリリースして、15年が経過・・・再結成後のナンバーの浸透度合いも深まり、再結成後の曲でも観客は盛り上がっていた。やっと、再結成前の曲との温度感が無くなったように感じた。再結成後のEUROPEの曲は好みでない・・と思っているファンはいると思うけど楽曲のクォリティとライブでの説得力は認めてほしいところ。

彼らの過去を振り返ることに焦点を当てていた今回の来日公演だが、結果的には彼らの未来にはまだ明るく、早くも新しいアルバムをリリースして、また来日公演をしてほしい!そのときはノーマルな公演がそろそろ観たいなぁ。そんな想いを強くした今回のEUROPEライブだった。

Setlist
01.Walk The Earth
02.The Siege
03.Rock The Night
04.Seventh Sign
05.Prisoners In Paradise
06.Sign Of The Times
07.Catch That Plane
08.New Love In Town
09.Ready Or Not
10.Homeland
11.Turn To Dust
12.Last Look At Eden
13.Vasatan
14.Girl From Lebanon
15.Carrie
16.No Stone Unturned
17.Drum Solo
18.The Beast
19.Ninja
〜Encore〜
20.Superstitious
21.Cherokee
22.The Final Countdown

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バンドも三日間セットリストがガラリと変わる内容でリハとか大変だったんだろうなぁ〜(笑)こちらこそ、ありがとう!!!

【ライブレポ】浜田麻里@日本武道館 2019.4.19

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浜田麻里のGraciaツアーファイナル、デビュー35周年記念、そして彼女にとって26年振りの武道館公演に行ってきた。

浜田麻里は今まで2014年のSUMMER SONIC、2015年のLOUD PARKでしか観たことがなかったので単独公演としては初めて観ることに!初めて浜田麻里のライブを観た2014年のSUMMER SONIC・・・その類まれな歌唱力と楽曲にKO。そこから単独公演を観るまでに5年もかかってしまったが・・・^^;

SUMMER SONIC2014浜田麻里。自分含めて名前は聞いたことある〜的な人も多かったように思えるがハードな曲からキャッチーな曲まで幅広い選曲かつその圧倒的な歌唱力がオーディエンスをKO!増崎孝司の円熟味あるギターワークも最高だった。
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LOUD PARK15での浜田麻里。メタルフェスらしく、ハードな楽曲で攻め、初めて観たメタラーにも多大なインパクトを残した。高崎晃もゲスト出演で更に大盛り上がり。
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話を戻して、武道館は2階席から。2階席といっても前から2列目でステージ寄りだから見やすい方かな。平日金曜ということもあるが、ほぼソールドアウト!
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ちなみに今回のツアーメンバーは以下の通り
・増崎孝司:ギター
・ISAO:ギター
・BOH:ベース
・原澤秀樹:ドラム
・増田隆宣:キーボード
・浜田絵里:バックグラウンドボーカル
・中尾昌文:2ndキーボード、サウンドエフェクト


ライブは浜田麻里のこれまでの歩みを振り返る内容の映像が映しだされ、 1曲目は新譜"Gracia"からの中では爽快感あるキャッチーなナンバー、"Right On"。プログレメタルな曲が多い新譜からは異色な曲だが、新譜の中では一番好きな曲がいきなり来てこれは意表を突かれた。

"Disruptor"はそのプログレメタル的な曲で、新しくメンバーとなったISAOBOH原澤秀樹のテクニカルな演奏が光る。音圧も一気に高くなるがそれに負けない歌を聞かせる浜田麻里も凄い。

そして、3曲目で早くも、"Blue Revolution"、5曲目で"Return To Myself"が登場するという流れにビックリ!通常のライブでは後半のハイライトになるであろう曲が序盤に出てくるとは・・・。2階席の多くは座ったままの方が多かったが、"Blue Revolution"からはちょっと様子見してしまったワタシもたまらず立ち上がる。

そこからの流れは興奮の連続。新譜からの"No More Heroes"はキャッチーな曲で浜田麻里の歌声がたっぷり堪能できる曲で、次は個人的にもう一度ライブで聴きたかった"Nostaliga"!若干短いバージョンだったような気もするがメタルメタルしている曲よりもこういった彼女の歌により焦点を当てた曲が一番好きかもしれない。"No More Heroes"は新譜の中でもハードさとキャッチーさのバランスを取った感じ楽曲で、途中のBOHのベースソロパートも心地よかったし、ライブもエンディングの仕方も雰囲気があって最高。"Nostalgia"は浜田麻里の曲をちゃんと聴きたい!と思った曲だったので今度は曲を知った上でライブで聴く日を待っていた。↓は最初に観たときのSUMMER SONIC2014の映像。


浜田麻里のMCからは「常に精進」という言葉がとっても印象的だったが、彼女が本当にストイックに歌手としての「極み」を求め続けるその姿勢に、MCを聞いているこっちまでも背筋がいつの間にかピンとしてしまうほど(笑)まさに求道者といったところでしょうか。そのMCの流れから増崎孝司のアコースティックギターと浜田麻里の歌のみによる"Promise In History""Canary"は説得力抜群。
新譜の最後を締める壮大かつエピックな"Mangata"でライブ中盤は終了し、浜田麻里は一度退場。再びライブが再開されるときにあれ、このベースサウンドにあの姿は・・・・・??と思ったら、なんとビリー・シーンがスペシャルゲストで登場!

前作"Mission"からの"Sparks""In Your Hands"の2曲でベースを弾き(アルバムでもビリーがが弾いていた曲ですね)、"Sparks"ではBOHとのベースソロの掛け合いも出てきて場内は更に大盛り上がりに。ビリーが日本に来ていたのは彼Facebookで知ってはいたけど、本当にプライベートで来ていたものだと思っていたので彼の登場にはビックリだった(笑)

ここからライブの後半はパイロで火柱が上がるなど派手になっていき、それに合わせて新譜を象徴するヘヴィかつ展開が激しい曲が連発!バンドサウンドの音圧の凄ささえねじ伏せるかのような浜田麻里の歌は迫力があり、年齢云々とかではなく、まさに歌の極みを目指すファイターであるかのよう。

本編最後の"Zero"はステージ後方にストリングス部隊が出てきて重厚なナンバーに更に華を添えるような仕上がりとなり、豪華な演出となった。

アンコールは2回あり、最後の最後はなんと、"Tomorrow"!この曲の歌詞とこのライブの意味合いを考えると様々な想いを込めていたんだなぁと実感。



このライブはGraciaツアーファイナル、デビュー35周年記念、そして浜田麻里にとって26年振りの武道館公演という日だったが、基本はGraciaツアーであるが、ところどころデビュー35周年を祝いつつ、次のステップに向けてまた活動を続ける意味合いも含んだ内容だったと思う。浜田麻里をキチンと知ったのは遅かったが、まだ間に合ったと思っているから、これからの単独公演は可能な限り観続けたいなぁ〜。

Setlist
01.Right On
02.Disruptor
03.Blue Revloution
04.Carpe Diem
05.Return To Myself
06.No More Heroes
07.Nostalgia
08.Memory In Vain
09.Cry For The Moon
10.Promise In History
11.Canary
12.Mangata
13.Sparks (with Billy Sheehan)
14.In Your Hands (with Billy Sheehan)
15.Dark Triad
16.Jumping High
17.Drum Solo
18.Black Rain
19.Historia
20.Orience
21.Zero
〜1st Encore〜
22.Forever
23.All Night Party
24.Heart And Soul
25.Heartbeat Away From You
〜2nd Encore〜
26.Momentalia
27.Tomorrow 


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プロフィール

sekibow

熱苦しいハードロック、ヘヴィメタル、スラッシュメタル、ドゥーム・ストーナー系メタル、プログレ、そして70年代〜80年代のウエストコースト系ロックを愛するパフュメタラー。Sign of the Hammer Be My Guide

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