Heart Of Steel

買ったアルバムの感想を語る場

2019年01月

「メタルファンは、死ぬまでメタルファンなんだ。パーマネントに『あ~○○年の夏はSLAYERをよく聴いたよな~』みたいな聴き方をする奴は一人もいないよ」byロブ・ゾンビ

【ライブレポ】GRETA VAN FLEET@新木場スタジオコースト 2019.1.25

IMG_0134

2019年の初ライブはSLASH feat. Myles Kennedyのはずだったが、ライブ前日に娘がインフルエンザにかかってしまい、行くことを断念。その代わりではないけど翌週のGRETA VAN FLEETのライブに急遽行くことに。評判の良さとビッグになってしまう前に見ておきたい気持ちが強くなり、あとやっぱりSLASHライブに行けなかった悔しさもどこかにあった・・・!?(笑)


そのGRETA VAN FLEETLED ZEPPELINの再来、いやほとんどそのまんま!?という声が多かったが、去年発売されたフルレンスファーストアルバムの"Anthem Of The Peaceful Army"を聴いてみたら、確かにLED ZEPPELINタイプの音楽で、ボーカルのジョシュ・キスカのボーカルはロバート・プラントにとっても似ているが、ゼップのパクリという曲は無い。そしてありがちなゼップの表面だけなぞったところはなく、音楽的な深淵さもあるところがポイントじゃないかなー。英国、米国音楽の良いところを集めた感があるサウンドで、ちょっと優等生的過ぎる感があるからもっとエグみのあるところがあったら最高だったけど。
アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー
グレタ・ヴァン・フリート
ユニバーサル ミュージック
2018-10-19



とにかく、メンバーは二十歳そこそこの非常に若いバンドなのにアメリカ初め欧州での人気の盛り上がり度合いは凄いが、ここ日本ではどうなのか!?この手の音は日本だと盛り上がりに欠ける感があったが、いざ会場の新木場スタジオコーストに入ったらかなりのお客さんが入っていて、日本でも注目度が高いことを実感。いかにも年季の入ったロックファンらしき方もいれば、そうでない人もいるし、あと外国人の方も非常に多い印象。

メンバーが登場し、いきなり白い花を投げ入れ、70年代からそのまま出てきましたといった服装だったが、音は非常にパワフル!音だけ聴いていたらベテランと思うほど完成度が高くアンサンブルも素晴らしかった!ずぅーと聴いていたいジャムや思わずビールをおかわりしたくなる、陶酔感ある音も最高。現に近くの外国人は何回もフロアとバーを行ったり来たりしていた(笑)
まあ、ジャムの展開がワンパターンだったり、各人のステージアクションの変化が乏しいところもあったりと魅せるところはまだまだこれからという感じだが、そのうちカッコよさが自然と溢れるバンドになってほしいですなー。なんとなく育ちの良さを感じたのでダーティな格好良さは薄いけど、アルコールやドラッグとは無縁でいてほしいとも思ったり。

ラジオPower Rock Todayで伊藤政則で語ったところによると、キスカ兄弟のご両親は共に教師で父親は哲学の教師でもあったので、親子の会話に哲学の話がよく出ていたとか。そんな背景を聞くと毒味が薄いところはなんとなく納得かな!?

ライブはカバー2曲を入れつつ、80〜90分弱の内容。アルバムよりライブの方がグルーヴ感が増して魅力的。やはりキャッチーな曲はEPの”Black Smoke Rising””Safari Song”だったりするがアルバムからの曲は既に多様性があるので、ライブ自体の流れはそうダレることもなく。



でも、もう少し色気あるサウンドだといいなぁ〜とかいろいろと要望を言いたくなるバンドだけど、ポテンシャルの高さと大きな伸び代の見通しがあると思うので次作のツアーの時はもっと化けるんじゃないかな?確かなのはLED ZEPPELINを目指しているサウンドというより、LED ZEPPELINの面々と音楽的ルーツが近く、自然と似たようなサウンドになったところかな、と思う。真似るなら、もっと真似ているはずだと思うけど、メンバーはその辺が自然体というか。だからその分の伸び代が期待できるのであって、そんな成長を楽しみにしつつ、順調に活動してほしい。あんまりビッグになり過ぎてギャラが高くなり日本に呼べない事態は非常に困るけど!(笑)

IMG_4787

IMG_4804

IMG_4808

IMG_4811

IMG_4817

IMG_4823

IMG_4826

IMG_4853
うーん、このポヨヨンとした腹・・・まだあどけない(笑)

IMG_4854


日本のメディアはこの手のバンド、あまりピックアップしてくれなかったけどGRETA VAN FLEETだと違うなぁ(笑)いや、この手のバンドは日本でも人気が出てほしい。特にGRETA VAN FLEETはオヤジ達にも愛され、若い人にカッコいいと思われるポジションにいるからこそ!!

しかし、このメディアのプッシュ度合いに何か違和感を感じているのも事実。それはなぜか!?彼らの先輩格とも言えるRIVAL SONSをなぜもっと取り上げてくれないのか!!!ということに行き着くわけです。

なので、次はちょうど新譜がリリースされたRIVAL SONSについて書く予定・・・!?w



Setlist

01.Highway Tune
02.Edge Of Darkness
03.Flower Power
04.The Music Is You (JOHN DENVER cover)
05.You're The One
06.Evil (HOWLIN' WOLF cover)
07.Black Flag Exposition
08.Watching Over
09.When The Curtain Falls

〜Encore〜

10.Black Smoke Rising
11.Safari Song 

IMG_4856
 

2018年ベストアルバム10枚+α

スクリーンショット 2019-01-06 1.51.44
スクリーンショット 2019-01-06 1.52.01

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
観に行ったライブに関しては全てブログに書くつもりで今までやってきましたが、昨年のMARILLION、Perfume、KING CRIMSONのライブにはついてとうとう書く暇が無く、2019年を迎えてしまいました(笑)
どこかで書けるといいなぁ、と弱気ですが、無理なくやっていこうと思いますw
まずは2018年を振り返るべく昨年リリースされた新譜の中で個人的にお気入り10枚と更に10枚という形で紹介。
順位は意味はなく、なんとなくリリース順です。


01.JUDAS PRIEST "Firepower"
judaspriest_firepower
ロブ・ハルフォード再加入後の中で最も強力な一枚。British Steel〜Screaming For Veageance前辺りの美味しいところを2018年バージョンにまとめ上げたようなサウンドで、今までと比べてリミッターを振り切るか如くのパワーがある。このアルバムリリース後にグレン・ティプトンがパーキンソン病でツアー不参加という衝撃の事実が公表されたが、まだまだプリーストは続けるぜ!という気概も感じられる一枚。
 


02. AMORPHIS "Queen Of Time"
amorphis_queenoftime
常にクォリティの高いアルバムを作り続けているAMORPHISだが、今回もその例に漏れず。オーケストラやクワイアなどを積極的に使い多様性があるサウンドが今までとはちょっと違うが、フック満載の曲をこうも作り続けるって、凄いなぁ。。
 


03.GHOST "Prequelle"
ghost_prequelle
今までとサウンド面を大きく変え、80年代のシアトリカルHR/HMへのアプローチを強めた一枚。サウンド面のみらずキャラ設定やビジュアル面も大きく変えて離れたファンもいるかもしれないが、それ以上に新しいファンを獲得したのはアルバムリリース後の活動からも見てとれるんじゃないでしょうか。もはや、現代のALICE COOPERといえるかも・・・。



04.SUBSIGNAL "La Muerta"
subsignal_lamuerta
ドイツのプログレ系メタルバンドの5枚目。DREAM THEATERばりのメロディセンス溢れる音楽性だが、DTフォロワーの中ではそのメロディは際立っているかも。音質も非常に素晴らしく、後は足りないのは非常に地味なルックスだけかもしれない(笑)
 


05.KHEMMIS "Desolation"
khemmis_desolation
MASTODONのフォロワーっぽい感じだったがプリーストといった正統派メタルのTシャツを着ているアー写からも今作は正統派メタルへのアプローチを強めて、メタルとしてのカッコよさがパワーアップ。疾走曲は無いが、ジワジワと来る良さは今作も健在。



06.DEAFHEAVEN "Ordinary Corrupt Human Love"
deafheaven_ordinarycorrupthumanlove
アメリカのシューゲイザー・ブラックメタルと言い切っていいのかわからないが、彼らの4枚目。アメリカ産ならではのカラッとしてジメジメ度合いは希薄で、キャッチーな面も増えたりと全方位に向けてアピールしている。その絶妙なバランス感覚は個人的に好きだけど、あざといとも感じる(笑)



07.THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA "Sometimes The World Ain't Enough"
nightflightorchestra_sometimes the world ain't enough
前作でサウンドがAOR路線と明確化になったが今作は更にディスコ風味を入れ、ますます80年代サウンドに磨きがかかった一枚。他の北欧メロハー系バンドにないブラックなフィーリングがこのバンドの特徴。SOILWORKのビヨーンはこっちがメインになりつつある?(笑)



08. URIAH HEEP "Living The Dream"
uriahheep_livingthedream
超ベテラン英国HRバンドの新作。円熟味というより、未だ馬力のあるパワフルなハードロックサウンドで下手なメタル系バンドよりよっぽどアグレッシブである。パワーだけでなく緩急ある楽曲も魅力的。



09.UNCLE ACID & THE DEADBEATS "Wasteland"
uncleacid_wasteland
サイケ・ドゥームの色合いはそのままで、正統派メタルの色合いも強まった今作。初期メイデンっぽい曲もあって、彼らの中では最も聞きやすいと思う。よい意味でキャッチーさが再び戻ってきた。



10.VOIVOD "The Wake"
voivod_thewake
新編成となってから初のフルレンスアルバム。ベテランでも未だこんなに強力なアルバムができるんだとビックリ。VOIVODらしさはそのままに更にナチュラルな音像がライブ感を増して強力となった感が。

続きを読む
プロフィール

sekibow

熱苦しいハードロック、ヘヴィメタル、スラッシュメタル、ドゥーム・ストーナー系メタル、プログレ、そして70年代〜80年代のウエストコースト系ロックを愛するパフュメタラー。Sign of the Hammer Be My Guide

「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
  • ライブドアブログ