今年のLOUD PARK17は家庭の事情で初日のみの参戦だったので、その感想を。一足早い?おそらくLOUD PARKでインフルエンザをもらってしまい遅い掲載ですがw
今年は会場のさいたまスーパーアリーナにはスピーカーが沢山積まれたオブジェのようなものがあって、ちょっと外見的には新鮮だったけど、全体的には3ステージ制から2ステージ制に縮小し、スタッフ数の例年と比べて少ない印象を受けた。
物販ブースは長蛇の列だったので早々と諦め、 その他の出展ブースを見て廻ることに。マーキーアヴァロンのTシャツセット福袋はお買い得感があって、魅力的だったが、トゥルーパーブースは毎度古いグッズをお安くセールしているので(在庫一掃セール?)、CARCASSのTシャツを1000円でゲット。最後の一枚だったがXSサイズだったけど、娘にはまだ大きいがいずれ着てもらうにはちょうどいいかな(笑)やたら、BLACK EARTHのTシャツを沢山売っていたので、この時は去年の在庫がまだこんなに残っていたんだなぁ・・としか思っていなかったが、翌日のSECRET ACTはBLACK EARTHだったという前触れだったんですねw
BEYOND THE BLACK
結果的にちょっとしか見れませんでした汗 ボーカル含めクセのないシンフォニックメタルで聴きやすい。リードボーカルのジェニファー嬢はナチュラルな可愛さが魅力的でもっと早く知っておけばよかったなぁ〜。
Setlsit
01.Lost In Forever
02.Heaven In Hell
03.Songs Of Love And Death
04.Love Me Forever (Motorhead cover)
05.Shine And Shade
06.In The Shadows
07.Hallelujah
08.Running To The Edge
L.A. GUNS
フィル・ルイスとトレイシー・ガンズが再び組んでの来日公演ということで、バンド自体は初めて観たけどカッコ良い!もっとスリージーなロックかと思ったら、思いの外メタリックな音像でバンド自体もカチッとした印象。トレイシーは髭モジャな風貌になっているけど、フィルは歳を感じさせることなく、他の若手組もバンドのイメージを踏まえた風貌でルックス面でもカッコよかった。
Setlist
01.Over The Edge
02.Speed
03.No Mercy
04.Don't Look At Me That Way
05.Killing Machine
06.Never Enough
07.Jelly Jam
08.The Ballad Of Jayne
09.Rip And Tear
ANTHEM
新譜"Enslaved"がリリースされてから彼らのライブを観るのは今回が初。ということで個人的に新譜からの曲のライブでのハマり具合が気になっていたけど、ライブでも"The Atery Song"、"Far Away"は最高でしたね。柴田さんは髪の毛染めたような?
森川さんが戻ってからのANTHEMは何度か観ているけど、個人的に森川さんには森川さん時代の曲オンリーで行ってほしいなぁ。だいぶ坂本さん時代の曲もこなれてきた感があるけど、私は坂本さんへのこだわりが強過ぎるのかな?(笑)そういうことで"Hunting Time"はそうそう!これ!という感があって、この頃の曲をもっと多くセットリストに入れてほしい。全体的に良いライブだったけど、初日全体の中では少々インパクトに欠けた気がしたのは気のせいだろうか。。
Setlist
01.Bound To Break
02.The Artery Song
03.Far Away
04.Road To Nowhere
05.Hunting Time
06.Venom Strike
07.Headstrong
08.Onslaught
WINGER
ポール・テイラーは参加せず、4人編成での来日。というわけで、"Headed For A Heartbreak"の時はキップ・ウィンガーがキーボード兼ボーカルでジョン・ロスがベースを弾くという構成だった。
去年のLOUD PARKのWHITESNAKEでは全く気にならなかったのに、レブの顎辺りが少々気になるのはどういうことか(笑)
先程のANTHEMと違って音量は抑えめだったが、クリアで良い音響で、パフォーマンス的にも、個人的な前半のNo1はWINGER!
このバンドはレブ・ビーチとジョン・ロスのギターコンビがとにかく最高で、ジョン・ロスはもっと評価されて良いギタリストだと思う。タッピング重視のレブと違って、ブルージーなサウンドが彼の肝であり、そのブルージーなギターソロはメタルフェスの中ではちょっとホッとする瞬間。その半面、この日のキップのボーカルはちょっとイマイチな出来だった気もするが・・・
初期2枚だけのファンには少々辛い選曲だったかもしれないが、WINGERは"Pull"以降も素晴らしい曲が沢山あるんです!と私は強く言いたい。"Pull"以降の曲はギターの比重がグッと上がって、レブとジョンの見せ場も沢山。そして、ロッド・モーゲスタインの非常にタイトなドラムはこのバンドのドラマ性を語る上では欠かせない要素。ドラムソロも圧巻だった。
Setlist
01.Midnight Driver Of A Love Machine
02.Easy Come Easy Go
03.Pull Me Under
04.Down Incognito
05.Rat Race
06.Drum Solo
07.Headed For A Heartbrek
08.Can't Get Enuff
09.Madalaine
10.Guitar Solo
11.Seventeen
OPETH
LOUD PARKには2006年以来の出演となるOPETH。LOUD PARK06出演以降はアルバムを出す度に来日単独公演があったけど、去年リリースされた”Sorceress”に伴う来日公演は今回のLOUD PARKのみ!ということで、観終わった後はフェスだけじゃ物足りなかった。
それはともかく、ミカエル・オーカーフェルの曲毎にチューニングをいじっている間に客とのやりとりはフェスでも定番(笑)「フェスだから普段より時間がないからね」と言いながら客の煽りにいちいちテキトーに応えるミカエルは素敵だw
ちょうどOPETHはフェスの中盤辺りでの登場だったので、疲れが溜まったこともあり、ファンの私でも立ちながら時折意識が飛びそうになったことが何度かあったけど(苦笑)、その独特の世界観に一気に会場を塗り替える音像はやはり素晴らしい。最後は「ちょうど14分残っているから」、言って最もヘヴィな"Deliverance"を持ってきてLOUD PARKらしく終わらせていった。この曲はちょうど14分ある曲だったのだ。
Setlist
01.Sorceress
02.Ghost Of Perdition
03.The Wilde Flowers
04.In My Time Of Need
05.Deliverance
Part2に続く・・・・